走れ!上れ! 唐揚げライダー

カラッと揚がった唐揚げが大好きな、三十路ライダーのオフロード奮闘記。「いのちだいじに」、果敢にガレ場アタック!

セロー、点火系フルOH!

juicy-fried-chicken.hatenablog.com

 

11月の WEX GAIA で、点火系をイワしてしまったセロー225。

いくらセルを回そうとも、ウンともスンとも言ってくれないという、悲しい状況に。

 

トラブルシューティング&情報収集の結果、ステータコイルパルサーコイルが限りなく黒に近いという結論にたどり着きました。

 

あと実はまったく同じタイミングで、セルを回したときに「カリッガリリッッ!!」という不快極まりない異音が発生するようになってしまいました。

こちらについては、スタータクラッチ(ワンウェイクラッチ)スプリングのヘタりによる可能性が高いらしい。

 

どちらも見えない部分なので、「やってみなければわからない」という半ばバクチに近い整備。ステータコイルに至っては3万円越えだし、ワンウェイクラッチを分解するにはフライホイールを外す必要もあるので、専用工具も必須。

 

 

結果から言うと、

賭けに勝ちました。

 

異音もすっかり消え、セル一発で元気よく始動!!

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あんまりうれしかったので、この寒い時期にも関わらず、夜走り回ってしまいました。

 

とはいえ、苦労も多かったです。

整備項目とともに、ダイジェストでどうぞ。

 

 

① ステータ&パルサーコイル交換

 

旧 ↓

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新 ↓

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 違いは歴然。古い方は、オイルで侵されて中身がダメになってたんですかね?

こいつの交換自体はそんなに苦労しませんでしたが、ハーネスの接続がクソメンドくさかったです。

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いとも簡単についてるように見えますが、フレームとか他の配線とか、レギュレータとかが邪魔で、めちゃイライラしながらなんとか抜き差ししました。マジ、いろいろぶった切ってやろうかと思いましたが、そこは自制心を発揮。

設計した人、つけ外しのことは全く考えてなかったでしょうね…。いや、配線をキレイにまとめたいのはわかるよ?

 

イグニッションコイルも、新しめの中古品に交換。

 

 

セルモーターOH

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分解清掃してみました。見当違いなくらい全然きれいで、逆にがっかり。念のため、パッキン類は新品に交換。ブラシは交換の必要なし。

話の通り、ブラシが飛び出さないように固定するのに一苦労しましたね。

元通り組み上げた。つもりでしたが、、、

 

③ スタータクラッチスプリング交換

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黒いのが古い方、白いのが新品です。

このスプリングがヘタると、スターターギアとののかみ合わせが悪くなって異音が発生するらしいです。明らかに長さが違いますね。

 

さて、フライホイールを元通り組み上げて、っと、、、

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確認のため、とりあえずこの状態でセルを回してみます。

 

 

「カチッ」

 

ん??

 

「カチッ」「カチッ」

 

!!!!????

 

何か間違ったか!? リレーが逝った??

いやいや、まさか。

 

、、、あっ。セルモーターの組み間違いか!!

 

さすが俺。冷静な判断力。そういえば、モーターのカバーの向き、組むときに迷ったんだよな。

セルモーターなんて秒で取り外せるので、さっさと向きを変えて試してみる。

すると、、、

 

「キュルルルルル」

 

ほお~ら、言った通り。さすが俺。

さて、これでもう安心。クランクケースカバーを、、、って

 

 

あれ?

 

フライホイール、回ってなくない??

 

いやいやいや。

そんなはずないじゃん。セルもギアも全部回ってるよ?

フライホイールが回らないとか、意味わからないし。

 

テンパりながら、再びフライホイールをつけたり外したり、スタータクラッチを再分解したり。意味があるのかないのかよくわからない行動を繰り返すも、やっぱりフライホイールは回らない。

 

経験豊富な諸兄であれば、この時点でトラブルシューティングはできているのかもしれませんが、何せ私はジェネレータカバーを開けたのは初めてという整備ド素人。

 

藁にもすがる思いで、赤男爵へ電話。

誠意をもって(?)相談するも、「見てみないとわかりませんねえ」という当たり前すぎる返事が。

おっしゃる通りですと、なんとか自分で頑張っていく方向に。

 

すでに時間は5時。これはもう、後日に持ち越し(=敗北)かと思われたその時、バ□ンの整備士さんのある一言が思い出されました。

フライホイールの向きは大丈夫なんですよね?」

まあ、向きを間違えるような作りにはなっていないので、それは大丈夫ですって話なんですけど、、、。

 

ん??

待てよ??

向き→回転方向??

 

もしやと思って確認すると、、、

 

やっぱり!!

 

モーターの回る向き、 じゃんかあああああああああ!!!!

そんなことってある?

 

 

、、、でもさっき、ケースの向きは逆にしたぞ。あとどこをいじれと??

 

 

これまた無駄にセルモーターの分解を繰り返すこと数回。

 

最後に残った可能性は、ケースを入れる向きではなく収める回転角度。

祈りながら、ケースを180度回してセルモーターを収めてみる。よく見てみれば、錆の具合も前後で異なっている。

 

(こんなんで回る向き逆になんのかな? マグネットはマグネットだから、極性なんか無いと思うんだけど…)

無事、正方向に回転しました。

 

よ、よっしゃあああああああ!!

 

 

気づけばもう日はとっぷり暮れていました。

急いで、しかし丁寧にジェネレーターカバー周りを戻していきます。

 

やきもきしながらオイルを入れて、火入れ!!

 

キュルルル ぼぼぼぼぼぼぼぼ

めっちゃかかり良いいいいいいいいいいい!!!!

 

 

いてもたってもいられず、ナイトランへとしゃれこんできたわけです。

 

 

 

さて、私の苦労と喜びが1/10でも伝わったでしょうか?

やっぱり、人間あきらめないことが大切ですね。

 

 

これでもう引き返せなくなりました。

ガチでセローとともに死ぬしかなさそうです。

まあいいか。いいバイクだし。

 

さて、次は得意のシート張替えじゃい!!